転換期のグルメサイト、豚組オーナーの寄稿 [ 2011.2.1 ]
「豚組」といえばTwitterをうまく活用してネットマーケティング成功させている飲食店として非常に有名ですが、その経営者でもある中村仁さんがグルメサイトにおける現状と今後の在り方について寄稿されていました。
以下まとめ、
1.グルメサイトの基本2パターン
おもに「ぐるなび」型と「食べログ」型
2.ぐるなび型とは
飲食店から課金をする広告モデル。常に「飲食店の味方」
言い換えれば飲食店側からはいかようにでも自店をよく見せられる。
最近は集客力に疑問視。
3.食べログ型とは
広告課金モデル。ユーザーの本音が聞ける。「お客様の利益を最優先」
収益性が非常に低いため、新たな課金モデルを模索してるが、「飲食店の味方」にはなりきれないので、慎重にならざるを得ない。
4.共通の課題。
※利害の対立
「ぐるなび」飲食店の味方「食べログ」お客の味方が、ビジネスモデルの大前提のため、
お互いの領域には踏み込み切れていない。
※新規獲得に特化
新規獲得に重きを置いているため、「ネット集客=新規獲得」という誤解を生んでいる。
5.グルメサイトの功罪
損得勘定に重きを置かれるようになり、本来常連になることでお互いwinwinの関係が築けるにも関わらず、お客とお店との関係が「利害を前提にした関係」になりつつある。
6.グルーポンについて
飲食店が得するサービスでは本来ないにも関わらず、両方得になる事を実現しようとして矛盾が生じ、二重価格表示のようなやり方が出てきてしまった。
7.「通う」ことによって生まれる新しい価値
希薄になったお客とお店の関係を改善すべく「通う」ことを軸にしたサービスを提供すべき。
ほぼ丸写しの文章になってしまいましたが、
現状のグルメサイトの問題点と、今後の飲食店の販促の在り方について、あまりにも的確に指摘されているため、思わず書かずにはいられませんでした。
全文を詳しく読みたい方はこちら
[jp]グルメサイトは転換期に来てるんじゃないかなあという話