タニコー 倒産  [ 2011.4.19 ]

webマスターをやっていて自社の様々なホームページの検索キーワードを見ていると時々、
「っお?」

と思う事があります。

最近は自社のサイトで「タニコー 倒産」と検索して管理するホームページにたどりつく方がいます。

親会社テンポスの取引先でもあるタニコーさんのそんな話は気になるのですが、調べてみてもそんな話は全くでてきません。

東日本大震災の際に工場が被害を受けたことによるものですが、
どうやら競合他社の営業マンがそういった風潮を流している模様。

群雄割拠の戦国時代、そして三国志時代。
激しい覇権争いを繰り広げている最中では、

「風説の流布」

は常套手段として用いられてきました。

混沌とした時代には仕方がないことかもしれませんが。

ただ、今回は
「東日本大震災」

という未曾有の天災がもたらしたものによるものです。

社内の営業マンから聞いた話ですが、
中小企業の経営者同士では、
工場が壊れてしまったため受注はあるのに生産が出来ない会社が、
同業他社へ生産をお願いするなどして、今回の震災をみんなで協力して乗り切っているといいます。

日本は長寿の企業が世界でも飛びぬけて多い国です。
200年以上の企業が日本に3113社あるのに対し、ドイツ1563社、フランス331社、英国315社、オランダ292社、オーストリア255社、イタリア163社です。

日本でも大ベストセラーとなったマイケルサンデルのこれからの「正義」の話をしよう——いまを生き延びるための哲学によると、カリフォルニアのハリケーンの際には、生活必需品を便乗値上げをして儲けをたくらむ人たちがたくさんいたそうです。

「重要と供給」

という市場原理からすれば当然の話なのですが、
果たしてそれが、

「今の時代を生きていく上での正義」

として正しいことなのか?を著者は投げかけています。

そして今回の震災の際には、
略奪や強盗・便乗値上げが起きるどころか、無償で様々な物資を提供する企業やボランティアの方々の姿に海外からは、
驚嘆と称賛の声が多数上がっています。

企業会計の言葉に
「ゴーイングコンサーン」
という言葉があります。

企業の社会的使命として永続的に存在し続ける、という意味です。

日本には200年以上続く企業が世界でも最も多く存在すること。
そして震災の際に、秩序ある企業・国民の行動が海外から称賛を受けた。

なぜ、日本には長寿の企業が多数存在するのか?

もうおわかりかと思います。

「風説の流布」
を流して営業活動を行う会社は、
ハリケーンの際に便乗値上げをして一時的に利益をむさぼろうとしている者と同等だと私は考えます。

一企業の戦略としてよもややっているとは思えませんが、
仮にそうだとすればそのような会社がどのような末路をたどるかは、いわずもながの話かと思われます。

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